【日本語速報】Google Cloud Next ’24 参加 Day3

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Google Cloud Next '24も本日Day3で最終日となります。
MBSからは3名が参加しており、それぞれの視点を活かした参加記事を書いているので、そちらもぜひご覧ください。
【日本語速報】Google Cloud Next ’24 参加 Day1
【日本語速報】Google Cloud Next ’24 参加 Day2

非常に濃密で楽しくも学びの多い3日間でした。StarlineというGoogleが開発をしているテレコミュニケーションツールのデモなど、現地に行かないと体験できないことを経験できたのは大きいと感じています。

day2のパーティーではスーパーボウルが開催されたアメフトのスタジアムを貸し切って、ライブを行うなどアメリカらしい豪快さを体験できました。一番初めの写真はライブ会場で撮ったものです。

そして、今回のCloud Next '24でまず感じたことは、どこへ行っても何を見ても生成AIが関係してきているということです。Expoの展示でも何かしらの形で生成AIを使用していますし、タイトルに生成AIという言葉が含まれていないセッションでも、発表の中に題材の一つとして登場するほどです。

色々と盛りだくさんのイベントではありますが、全てを紹介していてはキリがないので、今回の記事では新しく発表されたText-to-Live imagesと、デモを体験してきたStarline、面白いと感じたプロダクトSuperblocksを紹介したいと思います。

Text-to-Live images

実質的な動画生成AIがVertex AIにもやってきました。解像度はそこまで高くないようですが楽しみです。WPP社では既に動画作成に取り入れているようなので、MBSとしても活用方法を考えていかなければと思っています。
セッションの話を聞く限りでは、ショート動画に向いているという話をしていたので、その方向性で考えてみたいと思います。
今回のCloud Nextの発表で、画像周りのVertex AIの機能が色々と充実したので自分の手で試してみるのが楽しみです。

Starline

記事の初めの方でも触れましたが、Googleが開発を行っているテレコミュニケーションツールです。まるで目の前にその人がいるかのように、リアルなコミュニケーションをとることができるというものです。Cloud Nextの会場内では事前予約を行った人がデモの体験を行うことができました。
残念ながら写真撮影等は禁止でしたので、言葉だけでの説明です。ただ、言葉だけでは伝えるのが難しいと思うので、Starlineのサイトを1度見て頂けたらイメージがしやすいかと思います。

デモの流れとしては、ブース内に入った後に10分ほどフリートークを行うというものでした。英語ができない私にとっては、中々に厳しい時間でした。

デモが始まり、まず感じたのは「SF映画で見るやつだ」です。本当に目の前に人がいるかのような気分でした。トークをしている方が、林檎を目の前に差し出してきたときは、それに触れるのではないかと錯覚するほどでした。
この例えで、どの程度の人に伝わるかは分からないですが、3DSの3D機能が凄くなって、画面も特大になったようなイメージです。

以下では私や他のMBSメンバーが実際に行った質問と回答です(間違えている可能性もあるのでそこはご容赦ください)。

Q. 今日の体験をテックブログで共有していいですか?
A. 大丈夫です
当たり前なのですが、許可を得て書いています。

Q. このシステムが使用する帯域幅はどの程度ですか?
A. 100Mbpsほどです。
思っていたより多いなという印象です。ここから最適化を行い減らしていくのかもしれません。

Q. このシステムはポータブルですか?
A. いいえ。
固定でどこかに置いてというのを想定しているようです。

Q. 複数人でも使用できますか?
A. 1人の目を追ってピントを合わせているので、上手く動かないかもしれない。
だそうです。

Q. 値段はいくらですか?
A. 秘密です
多分まだ決まっていないのだと思います。

Q. 人を映すのではなく、VTuberのような3Dモデルを表示させることはできますか?
A. できないです。
残念。私自身としてはエンタメ系で使った方が面白そうだなと感じたのですが、話を聞いている限りでは、Starlineはあくまでもコミュニケーションツールであるという印象でした。

Superblocks

Expoを周っていて見つけた面白そうなプロダクトがSueprblocksです。社内向けアプリをローコード・ノーコードで作成できるSaaSです。AppSheet等のツールの大きな違いとはgitのようなバージョン管理システムを備えていることです。複数人での開発や、開発環境、本番環境に分けて管理をすることができるなどの利点があります。
また、ユーザが欲しい機能を自分たちでカスタマイズできる余地が大きいのと生成AIが機能として組み込まれているところも差別点です。

これまでのローコード・ノーコードのツールはどちらかというと非開発者向けという印象でしたが、このSuperblocksは開発者のためのローコードツールだと感じました。

他にも様々な機能が充実しているようなので、日本に帰ったら触ってみようと思います。

おわりに

とても実りのある3日間だったと思います。自身の英語の能力不足の自覚であったり、最前線にいる人の熱量を肌で感じられたりと3日間で得られた情報の量と質に圧倒されました。今年中にもう一度アメリカを訪れる予定で、その際には今回の経験を十分に活用したいと考えています。

ただ、まずは来週にあるNAB showに向けて準備を整えていこうと思います!

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