MBS TechVision EXPOのロゴと背景映像を生成AIで作成!

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MBS TechVision EXPOのロゴと背景映像を生成AIで作成!

はじめまして、入社2年目の萬谷です。
今回は、エンジニア社員が企画・運営した社内イベント 「MBS TechVision EXPO」 について、新たなトピックをお届けします。

イベントの様子はすでに当ブログで2回にわたりご紹介しているので、まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください!

今回のブログでは、このイベントのロゴと背景映像を生成AIによって作成した過程をご紹介します。

「デザインは苦手…」でも大丈夫!生成AIがデザインを形に

普段からChatGPTなどのAIは調べものやアイデア出しに使っていましたが、画像や映像の生成は初めての経験でした。最初は思い通りの結果が得られず、試行錯誤の連続でした。

しかし、AIの特性に合わせてプロンプトを少し工夫することで、クオリティの高い成果物が出せるようになりました。例えば、「未来的なデザイン、緑色のベース画、幾何学的な模様」のように細かく具体的な指示を箇条書きで加えると、AIがイメージをより正確に捉えてくれるようになりました。

デザインの専門知識がなくても、自分のアイデアや考えを正確に伝えることができれば形にできることを学びました。

イベントの象徴となるロゴをGeminiで生成

まずはイベントを象徴するロゴ制作からスタート。GoogleのGeminiを使用しました。

イベントのイメージを伝えて多くの案を出してもらい、理想のロゴに近づけるため何度も調整を重ねました。少しずつ思い描いていたものに近づいていく感覚はとても気持ち良かったです。Geminiは日本語対応しているのですが、英語でプロンプトを出力することでより細かい指示を汲み取ってくれるという気付きもありました。
作成過程で生まれたロゴがこちらです。

どれも気に入っているデザインではあるのですが、文字の大きさや色味などをもとに最終的に現在のロゴを採用しました!

実は採用されたロゴに関してはAIの文字が2つ入ってしまい、編集ソフトで1つ削除して対応しました。ところが、イベント当日にはGeminiに画像編集機能が追加されており、その進化の速さに驚かされました。AIの成長をリアルに実感した瞬間です。

ちなみに後日、Geminiの画像編集機能を使ってみたところ…

きれいにAIの文字を消すことができました!

元の画像とこのロゴのEXPOのOの中の「AI」の文字を削除してというプロンプトだけで簡単に編集ができるスピード感には驚かされました。

動く背景はAmazon Nova Reelで表現

次に背景映像です。背景映像と聞いて何のことか疑問に思った方も多いかと思いますが、告知用の動画などで背景に使用する汎用的な映像です!

イベントのテーマに沿った映像を作るため、Amazon Nova Reelを使ってみました。イベントのイメージにあう映像になるようにプロンプトを作成し、具体的な色やカメラワークなどを細かく指定。Amazonが公式に載せているプロンプトのベストプラクティスなども参考にしながら作成すると、想像を超える近未来的な映像が出来上がり、とてもワクワクするデザインのものになりました。

ロゴと背景映像を組み合わせたものがこちら!

生成AIの活用から見えた今後の展望

今回の制作を通して、AIは私たちのクリエイティブな作業においてとても活躍してくれるものだと実感しました。 デザインの知識がなくても、アイデアさえあれば形にできる生成AIを今後も上手く活用していきたいと思います。仕事に限らず日常生活でもとても役立つ生成AIを皆さんもぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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